日本国内における農業の歴史についてご紹介します。

日本の農業の歴史を振り返ってみよう!弥生時代~明治時代

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農業の歴史

人間は食べ物が無ければ生きていけません。
今でこそ輸入で様々な国から食べ物を購入する事が出来ますが、他の国との交流が無かった時代は自分の国で食べ物をまかなわなくてはいけませんでした。
当初は狩りや漁、草などの採取などで食べ物をえていましたが、次第に自分たちで食べ物を作るための農業が発達してきました。

 

ここでは日本国内における農業の歴史についてご紹介します。

 

 

農業が始まった時代

弥生時代の人イメージ

日本国内で農業が行われ始めたのは弥生時代であるといわれています。
事実、弥生時代のものであるとされている土器には稲作を行っていたことを裏付けるものであったり、当時の畑や水田の跡も発見されているのです。

 

当時の農業はソバや麦などの稲作が中心で、その他にもヒョウタンやスイカ、繊維を作るためのコウゾやカラムシであったと言われています。
使用されていた農具は木製の鍬や鋤、石で作った包丁などです。農業が始まった当初は種をまいて成長させる事が多かったのですが、次第に事前に苗を栽培してそれを植えつける方法に進化していきました。

 

飛鳥時代になると農業もより盛んになり、人口も増えて行きます。戸籍の管理が出来たのもこの頃で、天皇が中心になる国家の統制が始まると、公地公民の制度が定められて農業をする為の耕地が与えられ、税金も取られるようになりました。

 

 

平安時代以降

平安時代には私有地として農業を行うようになり、それを荘園と呼ぶようになります。
農具も鉄製になったり、二毛作品種改良が行われたり、水車用水路が利用されるようになるなど、農業は大きな発展を迎えていきます、鎌倉時代には武士が荘園や年貢を管理するようになり、武士の代わりに名主と呼ばれる人が納税や経営を請け負うようになりました。

 

農民は名手に雇われて農業を行い、収穫した量を報告して年貢を収めるようになります。
戦国時代に入ると自分の領地をより強くする為に各地を管理する大名たちは積極的に土地の開発を行うようになりました。

 

一方、農民も自分たちを守る為に惣村を作るなど組織化していきます。
江戸時代には農民は全人口の75%を占めるようになり、農民の中でも身分制度が定められたり、千歯こきや唐箕などの改良農具が登場するようになりました。

 

 

近年の農業

明治時代になると開国によって他の国々との交流が盛んに行われるようになり、他国の農機具、種子、苗、化学肥料などが輸入され、果物類なども栽培されるようになります。
また、農業の技術をより発展させる為、農事試験場などの公的な研究機関もつくられました。

 

昭和に入ると工業が発展していき、農業を行う人口が減少します。しかし、農業の機械化や農業研究により収穫量が飛躍的に増加していきました、しかし、他国からの輸入も増えてくるので近年では国内自給率が低い事などが問題となっています。